尚友|7月25日のことです。
尚友
其の詩を頒し、其の書を読みて、其の人を知らずして可ならんや。是れを以て其の世を論す。是れ尚友なり。(万章下八章)
そのしをしょうし、そのしょをよみて、そのひとをしらずしてかならんや。これをもってそのよをろんす。これしょうゆうなり。(ばんしょうしもはっしょう)
【訳】
(古の聖人や賢者の)詩を吟じ、書き残した書物などを読んでも、その人物を知らなくてよかろうか、よい訳がない。だから、その古の聖人や賢者の生きた時代を論じ明らかにしていかなければならない。これが「尚友(さかのぼって古の聖人や賢者を友とする)」ということである。
7月25日、孟子一日一言の言葉です。
生きた時代をよく調べなければいけません。
孟子の生きた時代は歴史の年表では東周の時代で戦国時代となっております。
孟子はますらおと書かれているように君主だろうがなんだろうが自分の意見をビシッと言った人のように感じます。
その辺でも吉田松陰にはぴったりだったんでしょうね。
どんな状況になろうとも自分の信念を曲げずに周りの人を感化させていく。
強い思いが人を動かす典型のようにも感じます。
どうせ死ぬならこんな風にいきるのがかっこいいとも思います。
今日も一日がんばります。