師の教え
Release: 2022/03/30 Update: 2022/03/30
師の教え
自分の一生の目標を何と立てるかということも、結局はその人が、師の人格に照らされて初めて見出されるものであって、人間は師をはなれては、生涯の目標も立たないと言ってよいでしょう。またいかなる書物を愛読するかということも、結局は師の教えの光に照らされて、おのずから見えて来ることでしょう。【71】
#修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新
師は誰ですかと尋ねられると困りますね。
これはいつかも考えたことがあるような気もします。
唐突に尊敬する人、師と呼べる人は誰ですかと尋ねられないとも限りませんよね。
座右の銘はなんですかとか将来の目標はなんですかとか10年度どうなりたいですかとか。
これらをしっかり明確に答えて反論することというのはないと思います。
考えるのは本人なんですから。
そういうことをいつでも答えられるようにしておきたいと思いますよね。
でも、その時読んでいる本に結構引っ張れるんですがね。
関連コンテンツ
逆境に処する態度 逆境に対処するには、われわれは一たい如何なる心がけが必要であろうか。 それに対してわたくしに忘れられないのは「隠岐の聖者」永海佐一郎博士の言われる「幸福は最初は不幸の形をして現れるの…
人の長たる人において最も重要な資質は、一方では、多くの人々を容れる包容力ふあると共に、さらに今ひとつの資質として、「断」を下しうる処がなくてはならぬからである。けだし「断」は現実界における決断、決定の…
思えば私達が、何ら自らの努力によらないで、ここに人間としての生命を与えられたということは、、まことに無上の幸と言うべきでしょう。しかも私達は、これが何ら自己の努力によるものでないために、かえってこの…
すべて我々は、自分のたどった運命を、あるがままに感謝することが大切です。これが自己にとって最善だとして、安んじて努力することが肝要です。この道理を理屈としてではなく、実感として味わえば、それだけでも実…
山鳩の声を聞くときは遠々し父のみ魂のありとし思はむ(於室生)金原省吾 この歌は、わが国の東洋美学の権威たる金原省吾さんが、大和の室生寺を訪ねられた時詠まれたものですが、父親について詠んだ歌としては、…