平旦の気|8月11日のことです。
Release: 2018/08/11 Update: 2018/08/11
平旦の気
平旦の気。(告子上八章)
へいたんのき。(こくしかみはっしょう)
【訳】
平旦の気、すなわち夜明け方の静かで晴れやかな気。
〇松陰は、「平旦の気は浩然の気を養うための方法である。平旦の気を時間をかけて養うべきである。ただ、私はこれとは別に、騒々しい中において自分の本性を把握することは更によい事と考えている。同志と語る時、山野を歩き回る時などに自分の本性を把握して、徐々に養うことも一つの手段である」と記している。
8月11日、孟子一日一言です。
朝起きてすぐの感じというのは私も好きです。
朝は早い方が気持ちがいいですね。
調べたところ朝4時くらいということでした。
やはりこの時間を大事にしなければいけませんね。
大きな浩然の気を養うためにも平旦の気。
朝のすがすがしい時間を大切にして一日の英気を養う。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
伊尹ー自ら任ずるに天下の重きを以てす 天下の民、匹夫匹婦も堯舜の沢を与かり被らざる者あれば、己れ推して之れを溝中に内るるが若しと。其の自ら任ずるに天下の重きを以てすればなり。(万章下首章) てんかのた…
意を以て志を逆ふ 詩を説く者は、文を以て辞を害せず、辞を以て志を害せず、意を以て志を逆ふ。是れ之れを得たりと為す。(万章上四章) しをとくものは、ぶんをもってじをがいせず、じをもってこころざしをがいせ…
声聞情に過ぐるは、君子之れを恥づ 声聞情に過ぐるは、君子之れを恥づ(離婁下十八章) せいぶんじょうにすぐるは、くんしこれをはづ。(りろうしもじゅうはちしょう) 【訳】 心ある立派な人は、実力以上の空評…
爾あることなければ―爾あることなからん 然り而して爾あることなければ、則ち亦あることなからん。(尽心下三十八章) しかりしこうしてしかあることなければ、すなわちまたしかあることなからん。(じんしんしも…
其の揆一なり 先聖後聖其の揆一なり。(離婁下首章) せんせいこうせいそのきいつなり。(りろうしもしゅしょう) 【訳】 先の聖人(舜)も後の聖人(文王)も(生まれた土地や時代にもかかわらず)その行った道…