平生の維持が大切
Release: 2022/10/18 Update: 2022/10/18
平生の維持が大切
人間というものは、平生、事のない場合においても、下座行として何か一つ二つは、持続的に心がけてすることがなければ、自分を真に鍛えていくことはできにくいものです。【420】
#修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新
自分を何の為に鍛えるのか。それは人生というものを少しでも味わい深いものにするためなんでしょう。
実際、自分だけのことを考えた場合はそれなりにやり過ごしてもいいのかと思いますがそういうわけにはいかないわけです。
民族ということを考えた場合はなおの事です。
たった一度の人生というか、せっかくなんですから多少なりともどうにかしたいものです。
この先生の没後30年という節目で今年は修身教授録を中心にと思ったことも、何かあるのでしょうから精一杯考えることは必要かとも思います。
論語を読んで泣くというようなことを話す人がいますが、深く考えてみると先生の言葉も泣けるものがあるのです。
腰骨を立てしっかりと考え本を読もうと思うのでした。
関連コンテンツ
生命力の弱さがもたらすもの 人間が嘘をつくというのは、生命力が弱いからでしょう。勤勉でないというのも、生命力の弱さからです。また人を愛することができないというのも、結局は生命力の弱さからです。怒るとい…
わが信条 一、人生二度なし 二、真理は現実の唯中にあり 三、教育とは人生の生き方のタネ蒔きをすることなり 四、教育は流水に文字を書くような果かないわざである だがそれを巌壁に刻むような真劔さで取り…
卒業 学校を卒業するということは、人生という長旅への出発点ということです。しかるに卒業といえば、もういい気になって、寄宿舎の窓などを破って喜んでいる程度の人間が、第二の小国民の教育に従事するかと思うと…
ヒントは書物の中に 諸君が将来何らかの事に当たって、必要が生じた場合、少なくともそれを処理する立場は、自分がかつて読んだ書物の中に、その示唆の求められる場合が少なくないでしょう。つまりかつての日、内心…
心の隙 目下の者が甘えるとか、さらにはつけ入るなどということは、結局は上の者の方が、先に心の隙を見せるからです。【223】 #修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新…