心を養ふは寡欲より善きはなし|12月21日のことです。
Release: 2018/12/21 Update: 2018/12/21
心を養ふは寡欲より善きはなし
心を養ふは寡欲より善きはなし。(尽心下三十五章)
こころをやしなうはかよくよりよきはなし。(じんしんしもさんじゅうごしょう)
【訳】
人の本性を養い育てるには、欲望を少なくするより善い方法はない。
12月21日、孟子一日一言の言葉です。
本性を善い方向にもっていくのは簡単ではありませんね。
本で学んだり、善い話を聞いて実行していてもそこにすでに善くなりたいという欲がありますから。
欲がないのも向上しない気もします。
難しいものです。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
人生の深さを知る 人生を生きることの深さは、実は人生を知ることの深さであり、人生を内面的に洞察することの深さと申してもよいでしょう【366】 #修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日…
体の不思議 世の中に不思議は多い。しかし、人の肉体ほど不思議なものはない。 顔に二つの写真機がすえつけてある。両側には、見事な受信機の耳をもってる。その下の鼻の窓、口の門戸、内臓の一つ一つ、手足の自由…
空気の濁りに気付く 教師というものは、とくに冬向きになったら、、教室の空気がどの程度濁っているかということが、点数でピシリと言えるようでなければいけないのです。この教室の空気は、今日はまず六十点くらい…
門を過ぐるも而も入らず 禹、外に八年、三たび其の門を過ぐるも而も入らず。(滕文公上第四章) う、そとにはちねん、みたびそのもんをすぐるもしかもはいらず。(とうぶんこうかみだいよんしょう) 【訳】 禹は…
兵怒りて相迎え、久しくして合せず、又相去らざるは、必ず謹みてこれを察せよ。(行軍) 兵怒而相迎、久而不合、又不相去、必謹察之。 「敵軍が怒りにたけって攻め寄せて来ながら、これを迎え撃つと、あまり戦意が…