感激の永続は難しい
Release: 2022/04/11 Update: 2022/04/11
感激の永続は難しい
諸君らも、かような(感動的な話を聞かされた場合にはそれに感動もし、またその場では一応決心もされるでしょう。しかしいったんその場を去れば、多くはたちまち忘れてしまって、その感激は永続しがたいだろうと思うのです。それというのも、人間というものは、単に受身の状態で生じた感激というものは、決して永続きしないものだからです。【50】
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教授は言い切ってますね。
わが身自身を修めることによって、多少なりとも国家社会のために、貢献するような人生を送らずにはおかぬ。
これが志だと。
教授は結構言い切ってるところがあり、それもなるほどそうしようと思わせるところがあるのがすごいなぁと思います。
人間は確信をもって言い切ってしまえば、それはそれで良いわけです。
やることやらないことをしっかりと決めて役に立つことをしていくというようなことでしょうね。
ともなると世のため人のために自分は何ができるか。どう貢献していくことができるのかということになりますね。
さてがんばりましょう。
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