敵近くして静かなるは、其の険を恃むなり。遠くして戦いを挑むは、人の進むを欲するなり。(行軍)|4月23日
敵近くして静かなるは、其の険を恃むなり。遠くして戦いを挑むは、人の進むを欲するなり。(行軍)
敵近而静者、恃其険也。遠而挑戦者。欲人之進也。(其所居易者、利也。)
「敵軍がわが方の(または逆)近くまで接近しているのに静まりかえっているのは、けわしい地形を頼みとし何か期する所があるからだ。
敵が遠くに布陣しているくせにしきりに挑発してくるのは、こちらを誘い出そうとしているからである。
(敵がその陣地で悠々としているのは、何か有利な条件を持っているからである)」
敵の動静を察知するコツを説明している。
其の居(お)る所の易(い)なるは、利なればなり。
4月23日、孫子・呉子一日一話(兵法に学ぶ人と組織の動かし方365)の言葉です。
おはようございます。
裏がある。
観察するコツなんですね。
商売でもあるかもしれません。
同業が近くによってくる。いままで仲良くないのによってくる時はあやしい。
遠くからの挑発にのる時はしっかり情報取集する。
相手は自分が有利だと判断しないかぎり攻めてはこないのですから注意が必要です。
さらにその裏をかくことが勝利には必要ですね。
今日一日がんばります。