不仁にして天下を得るは未だ之れあらざるなり|12月3日のことです。
不仁にして天下を得るは未だ之れあらざるなり 不仁にして国を得るものは之れあらんも、不仁のして天下を得るは未だ之あらざるなり。(尽心下十三章) ふじんにしてくにをうるものはこれあらんも、ふじんいしててん ・・・
不仁にして天下を得るは未だ之れあらざるなり 不仁にして国を得るものは之れあらんも、不仁のして天下を得るは未だ之あらざるなり。(尽心下十三章) ふじんにしてくにをうるものはこれあらんも、ふじんいしててん ・・・
仁賢・礼義・政事がなければ 仁賢を信ぜされば則ち国空虚なり。礼義なければ則ち上下乱る。政事なければ則ち財用足らず。(尽心下十二章) じんけんしんぜさればすなわちくにくうきょなり。れいぎなければすなわち ・・・
名を好む人 名を好む人は能く千乗の国を譲る。苟も其の人に非ざれば、簟食豆羮も色は見はる。(尽心下十一章) なをこのむひとはよくせんじゅうのくにをゆずる。いやしくもそのひとあらざれば、たんしとうこうもい ・・・
徳に周き者は邪世も乱す能はず 徳に周き者は邪世も乱す能はず。(尽心下十章) とくにまわきものはじゃせいもみだずにあたわず。(じんしんしもじゅっしょう) 【訳】 常に徳を修めることに周到な者は、どんなよ ・・・
身、道を行はざれば 身、道を行はざれば、妻子に行われず。人を使ふに道を以てせざれば、妻子に行ふこと能わず。(尽心下九章) み、みちをおこなわざれば、さいしにおこなはれず。ひとをつかうにみちをもってせざ ・・・
古の関・今の関 古の関を為るや、将に以て暴を禦がんとす。今の関を為るや、将に以て暴を為さんとす。(尽心下八章) いにしえのかんをつくるや、まさにもってぼうをふせがんとす。いまのかんをつくるや、まさにも ・・・
聖人の心 聖人の心は(中略)遇ふに随ひて安く己れに預かることなし。(尽心下六章) せいじんのこころは(中略)あうにしたがいてやすくおのれにあずかることなし。(じんしんしもろくしょう) 聖人の心は(中略 ・・・
巧ならしむること能はず 梓匠輪輿は能く人に規矩を与ふるも、人をして巧ならしむること能はず。(尽心下五章) ししょうりんよはよくひとにきくをあたうるも、ひとをしてたくみならしむることあたわず。(じんしん ・・・
国君仁を好めば天下的なし 国君仁を好めば天下に敵なし。(尽心下四章) こっくんじんをこのめばてんかてきなし。(じんしんしもよんしょう) 【訳】 一国の君たる者が仁を好むならば、民は皆心服し、天下無敵で ・・・
仁人は天下に敵なし 仁人は天下に敵なし。(尽心下三章) じんじんはてんかにてきなし。(じんしんしもさんしょう) 【訳】 仁を好む者が天下無敵である。 〇松陰は、「本章の主意は、この一句にあると思う。『 ・・・