書は精神の表徴|6月13日のことです。
Release: 2018/06/13 Update: 2018/06/13
書は精神の表徴
書道における姿勢は、単に字を書くときの身体の恰好だけでなく、文字となって表れるその人の精神の表徴であり、文字にあらわれる至誠の源泉であり、美的情操の凝りみちて、まさに発動しようとする充実の極点です。
その人のこの姿勢に籠りみちた精神が、書にかかれてゆくのであり、姿勢の根元(実は本体)である心が文字となるものですから、書を正しく書くには、どうしても、姿勢を正さないわけにはいかないのです。姿勢を正すということは、実は心を正すということです。
6月13日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
書道のことは実際よくわかりませんが、姿勢を正すということはわかります。
身体というものはまっすぐになっている方がいいということがあります。
すべてではありませんが。
立つこと座ることにおいて背筋がピンと伸びるというのは結構気持ちのいいものです。
一日中は辛いかもしれませんが神経にスイッチを入れるというかやろうと思えばすぐに実践できることでもあります。
背筋に意識を向けてみるのもいいものです。
姿勢が正しいというはだれが見ても美しいですから。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
二宮尊徳の教え 早起きで有名なのは、二宮尊徳先生であります。少年の頃から、早く起きて読書され、また、勤労された。先生はいつもゾウリをはき、割羽織に一本さして、二里もある下館町から二番鶏頃に来られ、家々…
一歩外の出る 君は、服がないという、住宅が狭苦しいとこぼす。 なるほど、君の肉体は破れ服に包まれ、見すぼらしい家に暮らしているのであろう。 それはまちがいないことだ。 しかし心は、いつまでも破れ服の中…
青の精 青年諸君、諸君は「青の精」だ。 諸君の他に、何人が「青」をほこり。「青」を生き得る者があるか。 「青」は諸君の生命を象徴する。 「青」は、みちみちた充実の色、欠けるところがなく、足らぬところが…
陰のかまえ 陰のかまえというのは、一切を受け容れて、対立しない。すべての我を与えて、我なき心境、これは存在の窮極である。 対者がなくなるので、全一におり、統体の真に還る。すべてが我となって、すべてが身…
大物にぶつかれ! このごろ歌がいくらでもできる、と思うときは、もう型をつくりだしたとき、そして、逆行の第一歩だと思わなければならぬ。 やっても、やっても、ものにならぬ。さっぱりわからなくなったときこそ…