歌に生きる心|2月24日のことです。
Release: 2018/02/24 Update: 2019/01/12
2月24日の丸山敏雄一日一話(幸せになるための366話)
歌に生きる心を分解してみると、まず見ることから始まる(聞くことも同様)。
対象をじっと見るのである。そのままに、感情をまじえず、あるがままに、虚心に、平静に。
これを正しくすることにより、次第に心の鏡が澄み、対象の感覚的観察を正しく、すみやかに得て、対象の生命にふれる。
このとき、己れが動き、対象が動き、交流融合、渾然合一して、もはや我もなく、対象もなきに至る。
この合一が歌の境地である。
歌の世界も奥が深いものですね。
よく見る。
これはいろいろなことにも通じるものだと思います。
心がフラットで何も考えない状態。
これは瞑想のような状態なんでしょうか。
そういう雑念のない心で歌は感じたいものです。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
慢心は成功の敵 復員したある人は、中部地方の村で、百姓をするこに定めた。 分け与えられた土地は、村でも有名なやせ地。植え付けも終わったが、やせ細った稲。しかし、悲観しなかった。「がんばるぞ」と、だんぜ…
我が身を引きうける 何か不都合が起こったとき、それは自分が悪いのである。 苦しいときには自分が間違っていたのであり、人が苦しむときも己が至らないからであると、一切を己の責めに取る。骨、我が身に引きうけ…
青の精 青年諸君、諸君は「青の精」だ。 諸君の他に、何人が「青」をほこり。「青」を生き得る者があるか。 「青」は諸君の生命を象徴する。 「青」は、みちみちた充実の色、欠けるところがなく、足らぬところが…
男の心意気 仕事にかかる時は、帯を締め直さねばならぬ。太古の人たちは、野山で切り取ったかずらを腰に結び、平安朝時代のみやびおは石で飾りをつけた帯を束帯の上にしめた。 帯が地肌にしめられたものが「ふんど…
やれば出来る 目の前にきたあらゆる機会をとらえて、断乎として善処する人、一皮こうと目的を定めたら、終始一貫やってやってやりぬく人、これが世に言う成功者である。 境遇も、あらかじめ、さだめがきまっていて…