歌に生きる心|2月24日のことです。
Release: 2019/02/24 Update: 2019/02/24
歌に生きる心
歌に生きる心を分解してみると、まず見ることから始まる(聞くことも同様)。
対象をじっと見るのである。そのままに、感情をまじえず、あるがままに、虚心に、平静に。
これを正しくすることにより、次第に心の鏡が澄み、対象の感覚的観察を正しく、すみやかに得て、対象の生命にふれる。
このとき、己れが動き、対象が動き、交流融合、渾然合一して、もはや我もなく、対象もなきに至る。
この合一が歌の境地である。
2月24日の丸山敏雄一日一話(幸せになるための366話)
物事に本当の集中をしている時にはこういう心境になるのでしょうね。
歌(短歌や俳句)のことは私はあまりわかりませんがそういうことなのでしょう。
仕事も本当の集中が出来ている時は何か考えているという感覚もなくなる。
そういう環境に身を置くことも大切かもしれません。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
食の自由の境地 世には、同じ物を食べる事をいやがったり、それがいかぬように思ったりする向きがある。これは間違いである。 ことさらに同じ物ばかり食べる必要がないが、得られない時は何日でも何カ月でも同じ物…
日の吉凶というような、迷信かかわる人は気の毒である。宝がころげこんでも、今日は日が悪いと、これを見すてるであろうか。災悪がふりかかっても、今日は吉か凶かと、運勢暦をめくって、ぼつぼつそれを払いのけるで…
人格の光 人生は、登山である。目ざすは雲表にそびゆる高峰だ。しかし今登っているのは、森林地帯のしめっぽい道だ、どこも見えない。 何が何でもしっかりと踏みしめて、前の人の足跡を踏んで、先を見ず、空を見ず…
ただ努力あるのみ 上達の道は、ただ努力あるのみです。練習あるのみです。研究あるのみです。 気のむく時も気のむかぬときも、忙しい日も楽な日も、必ず筆をとりましょう。少なくとも一日に必ず一度は筆をとりまし…
己を尊び人に及ぼす 己の、大きな向上、躍進、完成は、己を空しくすることである。身をささげることである。ここに必ず真の幸福が添うのである。 己を尊ぶ心そのままを人に及ぼしてこそ、世界は尊敬の光につつまれ…