武士道が育んだ文化|7月30日のことです。
Release: 2018/07/30 Update: 2018/07/30
武士道が育んだ文化
我が国の歴史上に、いわゆる中世という七百年、この時代は中堅階級の武士であったが、彼らは堅固な道義を築きあげて、社会生活をもちつづけたばかりでなく、日本文化の精髄を磨き出した。これは、武士道であり、芸道である。
こうした高い文化の発達した根本原因は、給与が、きわめて整然と定められて乱れなかったからである。
与えられる給与に少しの不満もなく、ただただ己の芸能をみがき、本文を尽すことに命をかけた。中世の生んだ倫理の秀峰である。
7月30日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
武士の時代、この時代に日本的な考え方が出来てきたのは事実でしょうね。
日本人的なものごとの考え方というのが他国の人からすればあるのでしょう。
どの国でも身分制度があったと思いますがこの中堅階級の人々がしっかりと教育をうけそれが国の考え方になっていったんでしょうね。
義、勇、仁、礼、誠、名誉、忠義。
根本にある考え方。
大事にしたいですね。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
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