気品
Release: 2022/09/08 Update: 2022/09/08
気品
気品というものは、人間の修養上、最大の難物と言ってよい。それ以外の事柄は、大体生涯をかければ、必ずできるものですが、この気品という問題だけは、容易にそうとは言えないのです。【148】
#修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新
血、育ち、教え。
この血、育ちはどれだけがんばっても変えるのは容易ではありませんね。
血を否定から入ってはいけないと思います。
それは自分を否定することになりかねないからです。
およそたったの7~8年のことを生涯に渡り引きずるのですから血と育ちというものはすごいと感じます。
当然ながら私達は日本民族的な血の引きずりもあると思います。
それは教えによって培われるものだとも思います。
実に教育というものは大切です。
骨抜きになっているしまっているのでしょうか日本民族は。
血は簡単には変わらないので教えで今一度強くしてもらいたいものです。
関連コンテンツ
そもそも世の中のことというものは、真実に心に願うことは、もしそれが単なる私心に基づくものでない以上、必ずやいつかは、何らかの形で成就せられるものであります。このことは、これを信じる人には、必然の真理…
自立の覚悟を養う 高等小学では、「一刻も早く親のすねかじりから脱して、自立する覚悟をさせる」ということが大切です。これが教育の第一歩です。それ故どんな教課においても、最後のところはそこへ落としておかね…
女性のねうちは、男性のように、一つの事に専門的に通じるということではなくて、端的に申せば家事が巧みであるということが最も大切なことともいえますでしょう。例えばきれい好きで掃除整頓が上手な上に、料理が…
三十年を生き抜く 道元禅師は「某は坐禅を三十年余りしたにすぎない」と言うておられますが、これは考えてみれば、実に大した言葉だと思うのです。本当に人生を生き抜くこと三十年に及ぶということは、人間として実…
告げ口というものは、ある意味では人間最大の罪といってよいわけですが、しかもお互い自身、この罪から完全に無関係だと考えたら、それは大きな間違いではないかと思うのです。というのも、二人の人間の間を故意に傷…