水を澄ますのは水|7月13日のことです
Release: 2019/07/13 Update: 2019/07/13
水を澄ますのは水
よい香をかげば、心は朗らかになり、曇天には、頭が重い。よい家に住むと、こせこせしなくなる。
物質が心に及ぼす影響は肉体に及ぶが、物は或るところ迄行くと、何の効力をも持たない。
もし”地獄の沙汰も金次第”という事がほんとうであったならば、金のある人には何の苦しみも無いはずである。
物によって変わる精神は、かえ易い。強いゆがみは、物ではどうにもならぬ。水を澄ますのは水であり、精神を清めるには精神による外ない。
7月13日、丸山敏雄一日一言幸せになるため366話、の今日の言葉です。
お金があれば幸せかというと幸せじゃない場合もたくさんあります。
持った人は持った人の苦しみ、無い人は無い人の苦しみがあり、逆もありますね。
人間の幸せはお金ではない。
それは強く思うことでもありますが無いのも困る。
わがままにお金を縛ると不幸しかないんでしょうね。
まずは精神を清めることが先決です。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
昔から食卓は、一家だんらん、愛和の中心でありました。 食事を整える側の方々は、一度の料理がどのように大切なものであるか深く心にとめていただきたい。 心から御飯をたいて、最新の注意をして副食物を作るよう…
人の喜びはわが喜び 世に楽しみは多い。好きな物をたべる、美しい物を見る、よい着物をきる・・・・いろいろの喜びの中で、どれほどつづけるも、如何にひどくても、いよいよ高まり深まって行くのは、働きに伴う喜び…
子は親の心の実演 子供は親そのままである。顔形から、身ぶりから、言語の言いぶりから、くせに到るまで・・。 だから子供の手が負えぬ、悪くて困るという時、その原因はことごとく両親にあると知って、自分を改め…
あいさつの心 朝のあいさつ、これがちょっとてれくさいようなことではありますが、何も骨折ることでもなし、時間や金銭がかかることでもない。すれば、すぐに明日からでもできることなのです。ここにかえって人間生…
人間は発電体 中国地方に、実業家があった。あるところまで成功すると我がままが出、身体をそこね、事業も一気に下りはじめた。 ふとした事から、「君の滅入った心が、事業をだめにする。さびしい心が、人を寄せつ…