無礼講
Release: 2023/01/13 Update: 2023/01/13
無礼講
人間の地金は、お酒の席でよく分かるものです。いい年をしながら、宴会を無礼講だなどと考え違いをして、勝手のいい放題をしているようでは、人間も一生浮かばれないんですネ。【137】
#修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新
このお酒問題はあるんですよね。
勝手の言い放題をたまにやっていると思うのです。
浮かばれないです。
お酒を飲み二日酔いになる度にこの言葉が身に沁みます。
悪い酒になるのは自分でわかるものです。
それをストレス発散といった形で人を肴に話をしていく。
そういうのは実にみっともない。
新年会の多いこの時期は気をつけるべきことですね。
関連コンテンツ
四十歳 人生を山登りに喩えますと、四十歳はちょうど山の頂のようなもので、山の頂に立って見ますと、わが来し方も、初めてしみじみと振り返って見ることができると共にまた後半生をいかに生きたらよいかということ…
私は、諸君たちに対して、ここに一つの中間目標を掲げてみましょう。それらは諸君らは一つ四十になったら、必ず一冊の本を書く覚悟を、今日からしておいて戴きたいのです。そしてその頃まだ私が生きていたら、ぜひ…
読書の順序 読書の順序はまず第一には、当代における第一流の人の本を読むこと、その次は古典です。当代の一人者級の人の世界を知らないで、古典を読むということは、私は考え物だと思います。【138】 #修身教…
敬について 敬とはどういうことかと申しますと、それは自分を空しうして、相手のすべてを受け入れようとする態度とも言えましょう。ところが相手のすべてを受け入れるとは、これを積極的に申せば、相手のすべてを吸…
人間の有限性 人間は生まれると同時に、自覚の始まるわけではない。それどころか、人間が真の自覚を発するのは、人生の三分の一どころか二分の一辺まで生きないと、できないことのようです。そしてここに、人間の根…