物に動かされない心|12月13日のことです。
Release: 2018/12/15 Update: 2018/12/15
物に動かされない心
物が貧しくなると心が乱れ、俸給の多少によってその働きに色をつけるような人間は、たくさん持たせると遊びをおぼえる、余裕ができると堕落する。
物質に動かされない心にして、はじめて物質を支配し、これを動かすことができる。
物は、人に従って動く、人によって生き、人によって成長する。
12月13日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
今の時代は働き方も変わっていく世の中ですね。
少子高齢化で物の価値もどんどん変わっていっている。
地方都市では空き家が増えて人口が減っていく状態ですから。
物はどんどん便利になり10年後にはどうなっているのでしょうか。
物で心は動かなくなっているが情報で心が動かされる時代になっているかもしれませんね。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
弟子の心得 聖人たちは、当時の大衆によって、直ちに”人類の教師”としての偉大さを見出され崇敬を集めてのではなかった。 どうしたいきさつで、偉大さをたたえられるに至ったのであろうか。 それは何人かの選ば…
涙の調教を経た愛 涙の調教を経ない、いわゆる愛は、山から捕えてきたばかりのサルのように、どこにかみつくかわからない。 愛は、人間のものにならなければならぬ。 愛が人間のものとなってくると、まずにじみ出…
風流な生活 私の尊敬する知人の一人、その方は、すでに大任を終わって、林間にささやかな住宅を結んでおられました。 いつうかがいましても、その室をきっちりと整えられておられましたが、そのお食事も、粗末この…
絶妙の調和 世の中は、一個の生物のごとく有機的に、ただ一つの統一の中に動いている。自然現象も、人間の事象も、一つの例外もない。その事のうつりかわりは、秩序整然として一糸の乱れもない。間に一本の毛を入れ…
食物への感謝 ただ今私のお膳にすえられた一ぱいの飯、これは私の今日の命の糧、活動の根元である。これが無ければ生きてゆけないと分かった時、食物に向かってどんな気持ちでいるのが最も正しく、間違いない心構え…