物は生きている|9月9日のことです
Release: 2019/09/09 Update: 2019/09/09
物は生きている
物は生きている。着物も、道具も、機械も、金銭も皆生きている。
大切につかえば、その持ち主のために喜んで働き、粗末にあつかえば、すねて持主に反抗するだけでなく、時には腹立てて食ってかかる。
朝ばん、道具に拝むようにして働く農夫や大工が、その道具でけがをするというようなことはない。
仕事に精根をかたむける人は、まず用具の手入れを十分にし、用具を大切にする。
9月9日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
なんかすみません。と言いたくなるような言葉です。
こういう気持ちがないといけませんね。
道具を大事にしているか。
いつも決まった場所にものを置き、管理するということも大切です。
ありがとうが少し薄れているかもしれませんね。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
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