物は私すべからず|2月21日のことです。
Release: 2018/02/21 Update: 2019/01/12
2月21日、丸山敏雄一日一話(幸せになるための366話)の今日の言葉です。
物は、「天与のもの」、与えられるもの。人間が、無いものをつくり出すのではない。
ここから「物は私すべからざるもの」、「自分勝手にしてはならぬもの」という倫理が生まれてくる。
昔から「一攫千金、ぬれ手でアワ」を夢見て仕事を起す人は多いが、さてその仕事が成功したためしがない。
それは、ことごとく自分の金もうけのためであったからである。
自分の欲のまま何かするというのはまずうまくいくことがないようです。
いわゆる成功した人が求めるものというにはそこではありませんね。
それもそのはずです。
人は自分のことばかりしか考えない人は生まれつき”嫌い”に出来ていますね。
それが物の道理ですね。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
未だ仁にして 未だ仁にして其の親を遺つる者はあらざるなり。未だ義にして其の君を後にする者はあらざるなり。(梁恵王上首章) いまだじんにしてそのおやをすつるものはあらざるなり。いまだぎにしてそのきみをあ…
習うとは 努力とは、杭を打つようなものである。 同じ力で、同じま(間)でトン、トン、トンと打っていると、どんな土地にでも、どんな棒でも、ずっしりと土に食い入って、こんりざい動かなくなる。 まっすぐに、…
敬の心 敬はおのれ(己)をじっと見つめることから始まる。自分がここに生きているのは、日々食物をたべ、衣服を着、家に住むことができるからである。さらに、この生命は父母にうけ、祖先にうけ、ずっとさかのぼれ…
士は茲の多口に憎まる 傷むことなかれ、士は茲の多口に憎まる。(尽心上十九章) いたむことなかれ、しはこのたこうににくまる。(じんしんしもじゅうきゅうしょう) 【訳】 何も気にするな。士という者は、徳が…
君子の教ふる所以のもの五 君子の教ふる所以のもの五。(尽心上四十章) くんしのおしうるゆえんのものご。(じんしんかみよんじゅうしょう) 【訳】 心ある立派な人が人を教える方法は五通りある。 〇松陰は、…