理なり、義なり|8月6日のことです。
Release: 2018/08/06 Update: 2018/08/06
理なり、義なり
謂はく理なり、義なり。(告子上七章)
いわくりなり、ぎなり。(こくしかみななしょう)
【訳】
(万人がひとしく認めるもの)それは(我々の心に固有の)道理であり、徳義である。
〇松陰は、「この一句がこの章の結論である。よく注意して、心に刻むべきである」と記している。
8月6日、孟子一日一言です。
だれもがみんな正しいと思う事。それがものの道理だということでしょうね。
争いごとは良くないし、人を傷つけることもようなことも問題ですね。
自分から実践しなければなりません。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
危邦には入らず 邦道有るに(くにみちあるに)、貧しくて且つ賤しきは恥なり(まずしくてかついやしきははじなり)。邦道無きに(くにみちなきに)、富み且つ貴きは恥なり(とみかつたっときははじなり)。(泰伯第…
教ふるに人倫を以て 人の道あるや、飽食暖衣、逸居して教なければ、則ち禽獣に近し。聖人之れを憂ふるあり、契をして司徒たらしめ教ふるに人倫を以てして、父子親あり、君臣義あり、夫婦別あり、長幼序あり、朋友信…
天下を有つ 匹夫にして天下を有つ。(中略)世を継ぎて以て天下を有つ。(万章上六章) ひっぷにしててんかをたもつ。(中略)よをつぎてもっててんかをたもつ。(ばんしょうかみろくしょう) 【訳】 身分の低い…
得ればー長ぜざるなく・失えばー消せざるなし 苟も其の養を得れば物として長ぜざるなく、苟も其の養を失えば物として消ぜざるなく。(告子上八章) いやしくもそのやしないをうればものとしてちょうぜざるなく、い…
諸侯の宝―土地と人民と政事 諸侯の宝は三、土地と人民と政事なり。珠玉を宝とする者は殃必ず身に及ぶ。(尽心下二十八章) しょこうのたからはみっつ、とちとじんみんとせいじなり。しゅぎょくをたからとするもの…