継ぐべきを為す|1月31日のことです。
Release: 2019/01/31 Update: 2019/01/31
継ぐべきを為す
業を創め統を垂るるには、継ぐべきを為すなり。(梁恵王下十四章)
ぎょうをはじめとうをたるるには、つぐべきをなすなり。(りょうのけいおうしもじゅうよんしょう)
【訳】
(君子たる者は)事業のもとを創って伝え残し、それを子孫が受け継ぐことができるようにしてやりさえすれば、それでいいのである。
1月31日、孟子一日一言の言葉です。
自分の生きている時のことだけを考えていてはいけませんね。
3年後、5年後、10年後。
そしてその先を考える大事なことです。
今も大事ですが、将来の元を作り出すということを一日の内で考えるべき時間が必要ですね。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
二人に弈を誨へしむ 弈秋そして二人に弈を誨へしむ(告子上九章) えきしゅうをしてにたりにえきをおしえしむ。(こくしかみきゅうしょう) 【訳】 (国内一の名人の)秋に、二人の弟子に囲碁を教えさせることに…
夫れ物の斉しからざるは物の情なり。(滕文公上四章) それもののひとしからざるものはじょうなり。(とうぶんこうかみだいよんしょう) 【訳】 そもそもどんなものでも違いあって同じではないということは、もの…
君子に三楽あり 父母倶に存し、兄弟(事)故なきは位置の楽しみなり。仰いで天に愧ぢず、俯してひとに怍ぢざるは、二の楽しみなり。天下の英才を得て之れを教育するは、三の楽しみなり。君子に三楽あり。(尽心上二…
性は猶ほ杞柳のごとし 性は猶ほ杞柳のごとし(告子上首章) せいはなおきりゅうのごとし(こくしかみしゅしょう) 【訳】 (告子がいった)「人間の性の本性は水辺に生える柳のような(どちらにも曲げることがで…
聖人は百世の師なり 聖人は百世の師なり。(中略)而るを況や之れに親炙する者に於てをや。(尽心下十五章) せいじんはひゃくせいのしなり。(中略)しかるやいわにゃこれにしんしゃするものにおいてや。(じんし…