自由な心|2月4日のことです。
Release: 2018/02/04 Update: 2019/01/12
人間は、自分で自分の捕虜になっている。狭い柵の中にもぐりこんで自分勝手に苦しんでいる。おりというのは諸君の肉体である、さくというのは諸君の住宅である。肉体は心のいれもの(容器)ではないか。古人は言った、「霊の社」と。五尺の短身といって悲観する必要がどこにあるか。体に傷があろうが、何をくよくよする。容物は、もって形があれば足りる。
人の心は、出入自由。ガイレオも文天祥も、身は牢獄につながれたが、心は天地に遊泳した。何を遠慮するのだ、悠々とその広い天地に散歩したまえ。
※文天祥 南宋末の政治家。元朝への仕官を勧められたが節を曲げず死刑となった。
丸山敏雄一日一話(幸せになるための366話)2月4日の言葉です。
たしかにそうです。
吉田松陰もしかりですね。心を牢獄につなぐことはできません。
人に何を言われようと自分は自分ですし、心を縛りつけることはできませんね。
しっかりと自分の信念で生くことが大切ですね。
やるのも自分、やらぬのも自分。
決めるのも自分。
人のことより自分がいかにあるべきか自分で判断するしかありません。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
良き友を持つ 世の中には、よく刻苦勉励する人のみが、終に、芸術最高の妙境に入り、幽玄絶妙の奥堂に至るものです。しかしその努力が、一時的で、間歇的であてはならぬのです。 しかしながら、私どものごとき凡人…
物を喜ばす 物を喜ばすとは、その物を生かすことであり、その人が使えばいよいよ品がよくなる場合、物を困らすとは、これをいじめる、悪くすることである。 その人が一度使うと、ノコギリは切れなくなり、カンナは…
貧乏の時に、くよくよし、泣きごとを言い、食事もすまぬ・・・という人は豊かになると、心が急に大きくなって、威張りちらし、むだづかいもする、心のしまりをなくしてしまう。 プラスもマイナスも、共によいことで…
よいものは栄える 社会は一つのもの(全一統体)として、一つの目的(すすみ、栄え、太る)に進行をつづけて一日も一分も止みません。ですから、これに追いつて行くものは栄え、反抗するものはだめになるでしょう。…
汝の足下を掘れ 汝の足下を掘れ、たゆまずうまず掘れ、必ず清水に達しよう。諸君のもっている職業、今やっている仕事を、まっしぐらに、やってやってやりぬけ。ここに、霊を打ちこんでやるには、まず、その仕事の意…