自覚の第一歩|1月2日の言葉です。
Release: 2018/01/02 Update: 2019/01/12
人の自覚(己を知る)の第一歩は、ここが一ばんよい、天下一品のえらばれた土地である、と知ることである。
今がまた二度と無い時であることを、はらの底から自覚する。それが人間の一年生である。
だから、今直面していることが一番良いことであり、今の環境は、ただ爾の為にかく用意され、かく運転され、かく選ばれていることに、しみじみ悟る。
ここに自然に喜びの世界があらわれて、すべてが歓喜に輝く。
丸山敏雄一日一話 幸せになるための366話
1月2日の言葉です。
今のこの状況が一番と心から感じること、今は二度とないと心から自覚する。
大切なことです。
丸山敏雄先生はとても確信的な言葉で書かれています。
自分にとってのこの環境が必然である。ということですね。
実際にこの今の環境を作っているのも自分ですし、これからの環境を作っていくのも自分です。
すべては自分が作り出すものです。
だれかのせいにしてもしかたありませんね。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
自分の本当の姿 世には「捨て身」などという言葉があって、そんな事ができれば偉そうに見えたりするが、実は人は、ほんとうは何も持っていないのである。 持っているように見えるものも、取ればなくなる、捨てれば…
物を喜ばす 物を喜ばすとは、その物を生かすことであり、その人が使えばいよいよ品がよくなる場合、物を困らすとは、これをいじめる、悪くすることである。 その人が一度使うと、ノコギリは切れなくなり、カンナは…
柳は緑、花は紅 お堀端に、柳の糸が春風に吹かれて、薄緑の若芽をしなやかに波打たせる。花屋のウインドーには、真赤なガーベラの花が束ねられて、花瓶にさしてある。「柳は緑、花は紅」 もともと物そのものは、美…
親の恩 愛育の恩とか、教育の恩とか、生み育てた恩、これが父母の恩であるが、それが自然のうちに行われるので、恩の感じがしない。何十年も同じ家に住み、共に健康で、苦しみに出逢ったことなどない親子の間には、…
薫風 郊外に出てみると、もうすっかり新緑だ、初夏だ。世はまっくら闇であるが、自然の、何という美しさだろう。何百年、何千年前の、そのままの草・木・鳥の声、人がどう変わろうと、少しも変わらぬ、動かぬ、昔の…