芸術の意義|5月15日のことです。
Release: 2019/05/15 Update: 2019/05/15
芸術の意義
山の中に入り込むと、山は見えません。泳いでいては、海の偉大さはわかりません。
ほんとうに生活そのものの意義
実は自分そのものを見きわめるためには、自分の生活・仕事から全く離れて見る。
客観することが必要になってまいります。
すなわち、全く何もない所、空なる所
空所が必要になってまいります。
その空所が、芸術境であります。
生花、茶の湯、謡曲、芸道、または花造り、山登り、釣り、散歩などといったものが、すべてこうした意味をもつものだと思います。
丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、5月15日の言葉です。
自分を客観的に見るといことは大切なことかもしれません。
それには客観的に見るだったり、見てもらうだったりの環境づくりは大事ですね。
人から言われたり、休養してみたりして今の自分の立ち位置や行動を把握してみることも大事なことかもしれません。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
健康の朝光(あさかげ) 真に正しい事とは、まず己が救われ、それと一しょに人がすくわれることでなくてはならぬ。 明朗こそ、まず己が救われるともしびであり、己のかかげたこの燈火で、人もまた救われる。そして…
汝の足下を掘れ 汝の足下を掘れ、たゆまずうまず掘れ、必ず清水に達しよう。諸君のもっている職業、今やっている仕事を、まっしぐらに、やってやってやりぬけ。ここに、霊を打ちこんでやるには、まず、その仕事の意…
慢心は成功の敵 復員したある人は、中部地方の村で、百姓をすることに定めた。 分け与えられた土地は、村でも有名なやせ地。植え付けも終わったが、やせ細った稲。しかし、悲観しなかった。「がんばるぞ」と、だん…
真実は心の中にあり 物は、一つの所につかまって、そこだけ見ては、ほんとうの事はわからぬ。「井の中のかわず」とか、「針の穴から天をのぞく」とか言うのは、そのことであろう。 高い所の上がって見下ろしてみる…
まことの芸術 苦難のないところに、ほんとうの芸術は生まれない。 名優のおどりを見、大家の名画を見ると、神技自在、何のこだわりもなく、すこしの苦しみも見えないが、これこそ全く一生かけて苦しみぬいた汗の賜…