読書の光②
Release: 2022/10/02 Update: 2022/10/02
読書の光②
人生の深刻切実な経験も、もしこれを読書によって、教えの光に照らして見えない限り、いかに貴重な人生経験といえども、ひとりその意味がないばかりか、時には自他ともに傷つく結果ともなりましょう。【63】
#修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新
自分の経験や体験も読書をしなかったら、きちんと伝えることも自分に落とし込むこともうまくいかない。
なるほど。そうかもしれませんね。
実際、伝記を読めばいかに自分の考えの浅はかなことを知るし考え方次第で人生が変わることは明白です。
普段の行動からの学びと読書からの学びが合わさることで腑に落ちる部分がある。
とにかく言うほど読書もしていないんですよ。
なめるばかりで積み読です。罪読にもなってるかもしれません。
限りある時間をどう使うのかしっかり考えたいところですが今日も仕事はします。
先生は #即今着手 と言っていますので。
関連コンテンツ
階段を登る工夫①さらさらと 諸君は階段を昇るとき、まるで廊下でも歩くように、さらさらと登る工夫をしてごらんなさい。というのも人間の生命力の強さは、ある意味ではそうしたことによっても、養われると言えるか…
それについて第一に大切なことは、仕事の処理をもって、自分の修養の第一義だと深く自覚することでしょう。次に大切なことは、このような自立に立って、仕事の本来軽重をよく考えて、それによって事をする順序次第を…
修養は気品を高める われわれ人間の生涯の修養は、この面のように、その一々が自己に刻みつけられていくものであって、われわれはそこに、しだいに浮彫りにされていくと言ってもよいでしょう。かように考えて来ます…
卑屈と功利打算 そもそも私達が、一つの徳目を真に徹底的に履み行わんがためには、結局根本において、人格の転換を必要とすると言えましょう。たとえば人が傲慢に振舞うということは、畢竟するに、その人が調子に乗…
真理の響きを語れ 諸君らも多少は会得したかと思いますが、他日小学校で修身を教える場合には、ただ教科書に書かれていることを型通りに教えているだけではだめです。そうではなくて、この自分というものが、教科書…