道を以て身を殉ず 身を以て道に殉ず|11月15日のことです。
道を以て身を殉ず 身を以て道に殉ず
天下道あれば道を以て身を殉ず。天下道なければ身をを以て道に殉ず。未だ道を以て人を殉ずる者を聞かざるなり。(尽心上四十二章)
てんかみちあればみちをもってみをじゅんず。てんかみちなければみをもってにみちにじゅんず。いまだみちをもってひとにじゅんずるものをきかざるなり。(
じんしんかみよんじゅにしょう)
【訳】
天下が治まって道が行なわれている時には、道を我が身に従え、我が身が道の主体となって、世の中に道を行う。もしも天下に道が行なわれていない時には、退いて我が身を道に従えて(道にかなった行いをし)、一身に潔くすることに専念する。だから、正しい道を犠牲にして他者に従うなどということは、一度も聞いたことはない。
11月15日、孟子一日一言の言葉です。
とにかく正しい道理に従って生きることが大切だということでしょうね。
真理はどんなに文明が進んでもかわることはないものですね。
孟子の生きた時代も今の時代も正しいことは常に変わることはありませんね。
ただ、自分がやれるかやれないかの基準をしっかりもって実行するかどうかにかかっているのでしょうね。
今日も一日がんばります。