青の精|7月1日のことです。
Release: 2018/07/01 Update: 2018/07/01
青の精
青年諸君、諸君は「青の精」だ。
諸君の他に、何人が「青」をほこり。「青」を生き得る者があるか。
「青」は諸君の生命を象徴する。
「青」は、みちみちた充実の色、欠けるところがなく、足らぬところがない。一片のくもりも留めぬ空の色、何物にもかかわらぬ、何物にもとらわれぬ中の色、平和の色、中庸の色、一切がある時の色、何にもない時の色・・・。
平和は、人類の理想である。中庸は万理の窮極である。
7月1日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
青という色について深く考えたことはなかったですが考えてみると空も青も青ですね。
そういう青年の気持ちをいつまでも持ち続けることは大切なことかもしれません。
平和、中庸。
深い青もいいし、淡い青もいい。
上をみても遠くをみても青。
今日は少しグレーがかった青です。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
陰の構え 弓道の極意は、的を狙って矢を中てるのではない。的と矢とが一つに合して、自らからにして中たる。矢の連続が的である。射放つのではなくて、的が弦をうながして、その力で矢を引きつけるのである。 的を…
お家の芸 「お家の芸」という言葉には、限りない味がある。 自分ただ一人の創作ではない、その血にとけ、その肉にしみて、声となり技となって、伝えにつたえ、ねりにねったまことの集積、生命の結晶‥‥これが、「…
昔から食卓は、一家だんらん、愛和の中心でありました。 食事を整える側の方々は、一度の料理がどのように大切なものであるか深く心にとめていただきたい。 心から御飯をたいて、最新の注意をして副食物を作るよう…
人はわが鏡 人は人、自分は自分と別々のいきものだと考えるところに、人の世のいろいろの不幸がきざす。 実は人はわが鏡である。自分の心を映す映像にすぎぬ。 親子、夫婦、交友、隣人、すべてわが鏡であって、わ…
人のために尽くす 苦痛に出くわした時は、百八十度に方向をかえて、進んでゆけばよいのであるが、人は案外おろそかである。方向がちがっていることもわかりきっているのに、ずんずん深みに落ちて行く。道義も地にお…