2019年3月の記事

門を過ぐるも而も入らず|3月21日のことです。

孟子 2019/03/22公開

門を過ぐるも而も入らず 禹、外に八年、三たび其の門を過ぐるも而も入らず。(滕文公上第四章) う、そとにはちねん、みたびそのもんをすぐるもしかもはいらず。(とうぶんこうかみだいよんしょう) 【訳】 禹は ・・・

堯の時に当たりて|3月20日のことです。

孟子 2019/03/20公開

堯の時に当たりて 舜(中略)禹、九河を疏し、済・漯(の水)を瀹してこれを海に注ぎ、汝・漢を決し淮・泗を排して之を江に注ぐ。然る後中国得て食ふべきなり。(滕文公上四章) しゅん、(ちゅうりゃく)う、きゅ ・・・

真の働き|3月20日のことです。

丸山敏雄 2019/03/20公開

真の働き 私達は、今ここでこのまま人にかかわりなく、自分でできることを断乎として行なう、やってのける道が残されている。 「真の働き」とは、そうするだけで例外なく必ず結果が現れるという働きである。喜んで ・・・

創業の精神を貫く|3月19日のことです。

丸山敏雄 2019/03/19公開

創業の精神を貫く 創業の精神はあくまでかえてはならないのです。 といっても毎年毎月、同じことするのは間違いであります。自由闊達に端倪すべからざる営業ぶりをせねばなりません。働きぶりから、配置をけること ・・・

堯の時に当たて|3月19日のことです。

孟子 2019/03/19公開

堯の時に当たて 堯の時に当りて天下猶ほ未だ平かならず。洪水横流し天下に氾濫す。(中略)五穀登らず、禽獣人に偪り、獣蹄鳥迹の道、中国に交はる。堯独り之れを憂へ、舜を挙げて治を敷かしむ。(滕文公上四章) ・・・

天下の通義|3月18日のことです。

孟子 2019/03/18公開

天下の通義 心を労する者は人を治め、力を労する者は人に治めらる。人を治めらるる者は人を食ひ、人を治むる者は人に食はる。天下の通義なり。(滕文公上四章) こころをろうするものはひとをおさめ、ちからをろう ・・・

美しい食事|3月18日のことです。

丸山敏雄 2019/03/18公開

美しい食事 毎日毎日、それこそ何はしなくとも、これだけは欠かすことのできない食事について、正しい美しい人類の文化を、心ゆくまで味わい、保ってまいりたいと存じます。 これにつけても、食事をする室は寝室と ・・・

洗面の意義|3月17日のことです。

丸山敏雄 2019/03/17公開

洗面の意義 朝起きたら顔を洗うということは、だれでも知っている。けれども何の為に洗うのか。 洗面の意味は、まず全身を洗い清める、ということであります。 我が国では、到る所豊かな水に恵まれており、祖先た ・・・

男の心意気|3月16日のことです。

丸山敏雄 2019/03/16公開

男の心意気 仕事にかかる時は、帯を締め直さねばならぬ。太古の人たちは、野山で切り取ったかずらを腰に結び、平安朝時代のみやびおは石で飾りをつけた帯を束帯の上にしめた。 帯が地肌にしめられたものが「ふんど ・・・