47 死生の問題 修身教授録抄 姿勢を正して声を出して読んでみた
「死生の問題」などと言いますと、諸君らのような若い人は、自分らのような若い者には、そんなことは縁遠いことだと思われるかも知れません。しかし私は必ずしもそうとは思わないです。と申しますのも、われわれ人 ・・・
「死生の問題」などと言いますと、諸君らのような若い人は、自分らのような若い者には、そんなことは縁遠いことだと思われるかも知れません。しかし私は必ずしもそうとは思わないです。と申しますのも、われわれ人 ・・・
真の「誠」は。何よりもまず己のつとめに打ち込むところから始まると言ってよいでしょう。すなわち誠に至る出発点は、何よりもまず自分の仕事に打ち込むということでしょう。総じて自己の務めに対して、自己の一切 ・・・
諸君、妙なことを申すようですが、諸君らは将来教壇に立ったら、白墨は太い方から使うがよいでしょう。これを唱えられた人が、私の知っている範囲で二人あります。その一人は泉北の考子、島田安治郎先生であり、今 ・・・
まずもって以前にも調べたと思いますが、白河楽翁公は松平定信ということです。教科書で習った程度と大奥でしかあまり知らないという問題がありますが、今調べた程度の情報しかないので多くは語らないことにします。 ・・・
され教育の力は、何よりもまず教師自身の自覚の力を待つとしたら、さらに一歩すすめて「では、そのような教師の力は、一体どこから出てくるのか」この点を明らかにしなくてはならぬでしょう。 その人によって、 ・・・
自分の眠っている魂を呼び起こすこともなかなかに勇気のいることですから、相当なものがないとなりませんね。 その点は吉田松陰先生はとにかく強い信念を持っていたのが想像つきます。 信三先生ももちろん相当な信 ・・・
今日は二月の十七日で、ちょうどペスタロッチーのの命日に当たりますので「渾沌」のペスタロッチー記念号を読むことに致しましょう。 まず第一に、諸君は今後二月に入ったら、手頃のペスタロッチー伝を一冊読む ・・・
一箇の人格ができ上るには、いろいろな方面がありますが、いま上下という関係から見ますと、自分より上の人に対する心がけと、自分より下の人々に対する心得とに、つづめて考えることができましょう。すなわち「敬 ・・・
生まれた時は何もなく人間は平等といいながらも、社会というのは平等にはならないのも確かなことです。 どのような条件でも受け入れるしかないですし、生まれる時は何も選択できないのですから。 何かのせいにして ・・・
そうですね。様々フィルターをとり敬意を払わなければなりませんね。 自分より早く生まれているとか早くその役職についているとか様々ありますがすべてにおいて敬意というのは大事なことですね。 しかし、そううま ・・・