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21 一つの坑道を 修身教授録抄 姿勢を正して声を出して読んでみた

Release: 2025/03/24 Update: 2025/03/24

お互い人間として最も大切なことは、単に梯子段を一段でも上に登るということにあるのではなくて、そのどこか一か所に踏みとどまって、己が力の限りハンマーをふるって、現実の人生そのものの中に埋もれている無量の鉱石を。発掘することでなくてはならぬからであります。こういうわけですから、人生の現実という絶壁に向かって、一つの坑道を切り開こうとする者は、単に世の中の外面上の地位の高下に眼をうばわれて、登れたら一段でも上に登ろうというような考えを、一擲しなければできないことであります。
修身教授録

登るということがすべてではないということなのでしょうね。

上を目指す姿勢は大切ですが大事なことを忘れるなと言われているようですね。

しかし、実際には進まなければどうにもならんという現実もありそうです。

たった一度しかないのですからどの世界も始めた以上はどうにか進んでみたいものです。

本日の森信三一日一言は

肉体的な距離が近過ぎると、真の偉大さは分かりにくい。

それ故その人の真の偉さがわかるには、ある程度の距離と期間を置いて接するがよい。

身近な人ほどわからないものですが、尊敬する人は行動する人なのは間違いないですね。

何事も同時進行が基本ですね。

次々出来る出来事には感謝しながら進みます。

本日の伝記は

愛新覚羅 浩 

(あいしんかぐら ひろ)

国境を越えた夫婦愛 【関東軍の意向で、満州国皇帝の弟に嫁いだ嵯峨浩は、政略結婚とは思えないほど、深い愛情と信頼の絆を夫溥傑との間に築いていた。満州国の崩壊、流転の日々、十六年間の夫婦の別離、長女の死など数多くの悲劇に襲われながらも、耐え抜いてこられたのは、夫婦愛のゆえであった】

戦争の悲劇は、ドラマチックに見えますが想像を絶する苦労があったのでしょうね。

たくさんの人の苦労のもとで現在があることを忘れてはいけませんね。

偉人は世界に繋がっているとも感じます。

愛というのは偉大だと感じます。

和田 勇

(わだ いさむ)  東京オリンピック開催の恩人 【アメリカで生まれた在米日系人二世の和田勇は、二つの祖国を持つ。この両国が戦争で敵対しあうという試練の時期を越え、荒廃した日本の復興のため、東京オリンピックの誘致に全力で打ち込んだ。高度経済成長の契機となった東京オリンピックは、一民間人の祖国愛に溢れた貢献によるのである】

こちらも愛ですね。祖国愛。

日本の高度成長が東京オリンピックからだとすると、日本を救った人にも感じます。

奉仕とビジネスというのも両輪に思えてきますね。

とにかく自分以外の何かのためとなると人は俄然、力を発揮するのは間違いないことですね。

本日はここまでです。

ありがとうございます。

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