23 人を植える道 修身教授録抄 姿勢を正して声を出して読んでみた

教育ということは、これを言い換えると「人を植える道」ということもできましょう。すなわち一人の人間を真に教育するということは。たとえば一本、一本木を植えるようなものであって、たとえ植えた当の本人たる教師自身は亡くなっても、もしその木が真に生えついていたならば、木はどこまでもその生長をやめないでしょう。ここにおいてわれわれが、今後真に確実に、人材を現実の大地に植え付けようとするには、単に学校教育のみが教育のすべてである、と考えるわけにはいかないともいえましょう。そしてそのような立場からは、現在のような学校教育は、真の教育に対していわば準備期であり、一種の地ならし作業にすぎないとも言えましょう。
修身教授録
人材の育成ということを会社でも考えなければいけないのでしょうが、そう簡単でもないですね。
長い時間をかけてもどこかで決断しなければいけない場面もありますし、どこまで心底物事が伝わるかというのは計りもないわけですから難しい問題です。
多くの人に火をつけていきた先生はその儚さを重々感じていることでしょうが、しっかりと種まきしたんだと思います。
やはり、自らが没頭するほほどやることが大切なことですね。
会社という社会で学ぶという意識をどう捉えてもらうか考えなければいけません。
今日の森信三一日一語は
一、時を守り
二、場を浄め
三、礼を正す
これ現実界における再建の三大原理にして、いかなる時・処にも当てはまるべし。
あたり前のことですが、しっかり取り組むべきものですね。
しばらく何かと忙しくてブログの更新も滞りがちですが実にこの朝の充実は必要な時間です。
自分の決めごとをしっかり取り組めてた朝はやはりよいものです。
時として飲まないというコミュニケーションも大事ですね。
というのも昨日はサウナコミュニケーションでした。
これが実にいいですね。
朝の充実は前の日の行動次第。
晩酌の流儀を思い出しますね。
本日の伝記は
原 敬 (はら たかし)
日本初の本格的政党内閣 【本格的な政党政治を実現させた原敬は、若い頃、キリスト教の宣教師になろうとしたことがあった。何かに命をかけるという若い頃の純粋な魂を、生涯持ち続けることは難しい。しかし、原は政治という世界の中で、それを持ち続けようとしたのではないか】
政(まつりごと)を行う人というのは、やはり信念が違うと思いますね。
政党政治がもっと強くなっていれば戦争は避けられた可能性もあるんですね。
強い軍隊をもつということは紙一重で危ういのでしょうかね。
鈴木 貫太郎 (すずき かんたろう)
誠無比を貫き戦争終結 【外国に憧れて海軍に入った鈴木貫太郎は、アメリカをはじめ世界を見て回った。そして太平洋を戦争の海とすべきではないという信念を持つにいたる。これは国際協調を旨とする昭和天皇と全く同じ考えであった。天皇の意を受けて、貫太郎は戦争終結に尽力した】
日本のいちばん長い日の映画を思い出しますね。
最後の後始末の重要性を感じます。
今の平和な日本を作った人なのでしょうね。
今日はここまでです。
ありがとうございました。