天下を服す|5月30日のことです。
Release: 2018/05/30 Update: 2018/05/30
天下を服す
善を以て人を服する者は、未だ能く人を服するものにあらざるなり。善を以て人を養ひて、然る後に能く天下を服す。天下心服せずして王たる者は未だ之れあらざるなり。(離婁下十六章)
ぜんをもってひとをふくするものは、いまだよくひとをふくするものにあらざるなり。ぜんをもってひとをやしないて、しかるのちによくてんかをふくす。てんかしんぷくせずしておうたるものはいまだこれあらざるなり。(りろうしもだいじゅうろくしょう)
【訳】
他者を心服させようと下心からよきことを行って真に人を心服させた者は、未だかつて一人もいない。日頃からよきことを行い、他者を教え導き、感化していけば、自然
に天下中の人々を心服させることができる天下中の人々が心服しないのに王となった者は、未だかつて一人もいない。
孟子一日一言、5月30日の言葉です。
日頃のよき行いとはどういうことでしょうか。
世のため人のためにできることというのはなんでしょうか。
会社としてはやはりお客様や働く人のために一生懸命に働くことなんでしょうか。
お客様には誠心誠意に接し、働く人のためには教育環境を整えて学ぶ姿勢をつくる。
まずは自分からですね。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
惟だ心の謂うか 孔子曰く、「操れば則ち在し、舎つれば則ち亡ふ。出入時なく、其の郷をしるなし」と。惟だ心の謂か。(告子第八章) こうしいわく、「とればすなわちそんし、すつればすなわちうしなう。でしゅつに…
仁義礼智―得・失 仁義礼智は外より我れを鑠るに非ざるなり。我れ固より之れを有するなり、思はざるのみ。故に曰く、求むれば則ち之れを得、舎つれば則ち之れを失ふと。(告子上六章) 【訳】 仁義礼智という四つ…
儒者の道は古の人赤子を保んずるが若しと。( 滕文公上五章) じゅしゃのみちはいにしえのひとせきしをやすんずるがごとしと。(とうぶんこうかみだいごしょう) 【訳】 儒者の道では、古の聖賢が(人民を治める…
聖人―形を踏む 惟だ聖人にして然る後に以て形を踏むべし。(尽心上三十八章) ただせいじんにしてしかるのちにもってかたちをふむべし。(じんしんかみさんじゅうはっしょう) 【訳】 ただ聖人だけが(体や顔な…
菽粟、水火の如くにして 菽粟、水火の如くにして民焉ぞ不仁なるものあらんや。(尽心上二十三章) しゅうじく、すいかのごとくしてたみいずくんぞふじんなるものあらんや。(じんしんかみにゅうじゅうさんしょう)…