天下の性を言ふや、則ち故のみ|6月9日のことです。
Release: 2018/06/09 Update: 2018/06/09
天下の性を言ふや、則ち故のみ
天下の性を言ふや、則ち故のみ。(離婁下二十六章)
てんかのせいをいうや、すなわちこのみ。(りろうしもにじゅうさんしょう)
【訳】
天下において、人の本性を論ずる者は、誰でも皆過去の経験的事実を基礎にして論じているだけである。
〇松陰は、「人の本性は、宇宙の理が人に内在するものであり、これは同時に、心をして、人の主体をなしている。それらは過去の形跡をたどれば、明白に理解することができる。学者の欠点はそれをせず、ただ空理空論ばかりをもてあそびことである。だからこそ、私は常に歴史に学び、古人の実践の跡を見て、志を励ましている。これも、『故のみ』、つまり、過去の足跡に学ぶことである」と記している。
6月9日の孟子一日一言です。
人の本質は歴史を見ればわかるということですね。
ということは成功者と言われる人はどういう人かというのもわかりますね。
”できる”と思った人だけが成功しているということです。
成功という定義もお金だけではないですしどういう人生を過ごしたかということですね。
いろんな節目のような時代に生きた人はかならず”故のみ”で過去から学んだと思います。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
挟みて問う 貴を挟みて問い、賢を挟みて問い、長を挟みて問ひ、勲郎あるを挟みて問い、故(旧)を挟みて問ふは、皆答へざる所なり。(尽心上四十三章) きをさしはさきみてとい、けんをさしはさみてとい、ちょうを…
徳に周き者は邪世も乱す能はず 徳に周き者は邪世も乱す能はず。(尽心下十章) とくにまわきものはじゃせいもみだずにあたわず。(じんしんしもじゅっしょう) 【訳】 常に徳を修めることに周到な者は、どんなよ…
素餐せず 素餐せず。(尽心上三十二章) そさんせず。(じんしんかみさんじゅうにしょう) 【訳】 (『詩経』に)「何の功績もないのに、禄を食んではならない」とある。 〇松陰は。「切実な言葉である。人は誰…
千万人と雖も吾れ往かん 自ら反みて縮からば、千万人と雖も吾れ往かん。(公孫丑上二章) みずからかえりみてなおからば、せんまんにんといえどもわれゆかん。(こうそんいかみにしょう) 【訳】 自分で己を振り…
悪む所は施すことなきのみ 欲する所は之れを与へ之を聚め、悪む所は施すことなきのみ。(離婁上九章) ほっするところはこれをあたえこれをあつめ、にくむところはほどこすことなきのみ。(りろうかみきゅうしょう…