天の川|7月7日のことです。
Release: 2018/07/07 Update: 2018/07/07
天の川
庭前に、杉の大木が天を衝いて立つ。未明、冷水、冷水に身を清めて、杉の秀を仰ぐ。降るように星が輝いている。
これほど沢山の星が天地にひろがって、しかも一定の位置におり、動くものは一定の軌道を定まった速さで進み、まだ一度もまちがったことがない。そこでその正確さを見込んで、人間はこれを観測、計算して、暦をこしらえた。
大宇宙が唯一つの力、一つの生命に生きて、万物万象が存在し運行しているとは、何というすばらしさ、美しさであろうか。
7月7日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
大雨で大きな被害が出て、7月にも関わらずストーブをつける。
そんな旭川の状況もまた心配ではありますがこれも万物万象で自然の偉大さを感じますね。
一番初めに暦をつくる発想をもった人間には感謝をしなければなりません。
それで劇的に人類が進化したのは間違いないことです。
自然は一度も間違いを起こしたことがない。
いつでも同じに時間は過ぎていきます。
たしかにその通りです。
どんなに人類が進化しても大宇宙の一部だということを忘れてはいけませんね。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
得るは捨つるにあり 「気づいたらすぐする」ことが物事をしとげる秘訣である。 しかし、どうしてもできぬ事がある。行くも帰るも、にっちもさっちも行かなくなる。こうした一生に二度と出会うことのない大窮地に陥…
人生は一本勝負 ベルが鳴り始める。その最初のリンでサッと立つ。食事のつかいが来る。さっと食卓につく。寝る時間がくる。サッと床に入る、さっと眠る。 開始の合図がある。サッ腰掛ける。終わりの宣告がある。サ…
人生の主役 人の生命を神にうけているが、一度生まれれば、各々の自性をうけて自由となる。この自由は、舞台における俳優の自由である。 人生は演劇である。劇作家、監督、演出、それはただ一人でかねていて、到ら…
其の言を行はんとすれば 之れを迎ふるに敬を致して以て礼ある、言へば将に其の言を行はんとすれば則ち之れに就く。(告子下十四章) これをむかうるにけいしてもって礼あり、いへばまさにそのげんをおこなわんとす…
舜の如くせんのみ 舜の如くせんのみ。夫の君子の若きは患ふる所は則ち亡し。仁の非ざれば為すことなきなり。礼に非ざれば行ふことなきなり。一朝の患あるが如きは則ち君子は患へざるなり。(離婁下二十八章) 【訳…