義ー長ずるもの・長とするもの|8月1日のことです。
Release: 2018/08/01 Update: 2018/08/01
義ー長ずるもの・長とするもの
長ずるもの義か、之を長とするもの義か。(告子上四章)
ちょうずるものぎか、これをちょうとするものぎか。(こくしかみよんしょう)
【訳】
(孟子がいわれた)「(告子も、年長者を尊敬することは義というが)年長者が歳をとっているということが義なのか。それとも、年長者が歳をとっているから尊敬するという心が義なのか」と。
8月1日、孟子一日一言の言葉です。
歳をとれば全部が義。難しいことです。
時代もあるでしょう。
年上の人を尊敬し敬うことは義なんでしょうか。
どんな人でも歳上の人にはう敬う心が必要かもしれません。
というこは自分自身の心が義ということでしょうね。
先の時代を生きた人が今を作っているということを考えたときにはやはりそういう心を持ちたいものだなぁと思います。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
本に反らざる 蓋ぞ亦其の本に反らざる。(梁恵王上七章) なんぞまたそのもとにかえらざる。(りょうのけいおうかみななしょう) 【訳】 (今のあり方が間違っていると思ったら)どうして古の聖人のように、王道…
恥づることなき之れ恥づるれば、恥なし 人以て恥づることなかるべからず。恥づることなきを之れ恥づれば、恥なし。(尽心上六章) ひともってはずることなかるべからず。はずることなきをこれはずれば、はじなし。…
継ぐべきを為す 業を創め統を垂るるには、継ぐべきを為すなり。(梁恵王下十四章) ぎょうをはじめとうをたるるには、つぐべきをなすなり。(りょうのけいおうしもじゅうよんしょう) 【訳】 (君子たる者は)事…
禹は四海を以て壑と為す 禹は四海を以て壑と為す。今吾子は隣国を以て壑と為す。(告子下十一章) うはしかいをもってがくとなす。いまごしはりんごくをもってがくとなす。(こくししもじゅういっしょう) 【訳】…
仕ふるは貧の為に非ざるなり 仕ふるは貧の為に非ざなり。而れども時ありてか貧の為めにす。(中略)貧の為めにする者は、尊を辞して卑に居り、富を辞して貧に居る。(万章下五章) しかうるはひんのためにあらざる…