ただそんなもの|8月19日のことです。
Release: 2018/08/19 Update: 2018/08/19
ただそんなもの
自分は偉いと、思っている。それで偉くないのかというと、偉くないこともない。偉いかというと、偉いこともない。
それはどうなのかというと、偉くもない、偉くないこともない。ただどうもないのです。ただそんなものである。
人間というものは、ただある通りにある。その通りにあるものであって、偉くもなければ偉くないこともない。ただそんなものであります。
8月19日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
生命としてはきっとただそんなものであるというのはその通りです。
人間であるから人間のように暮らすし考えます。
もし、虫や動物であればそのように暮らす。
実際はただそんなものというところでしょうね。
人間だから考えて人間の進歩で世界が変わっていきますがただそんなものです。
大きく悩んだときただそんなものと思えば楽かもしれませんね。
関連コンテンツ
自然の芸術 自然の年々、春来れば花が咲き、秋されば実を結ぶ。こうしたことは、一見すると旧態依然少しの変化も進歩もないようである。しかし、その観景に接すると、言いようもない新味を感じる。 これはどうした…
仕事をするのに、上手にやろうとか、仕損じまいとか、きついとか、くさぐさの思いをしている間は、疲れもする、失敗もする。 ただ繰りかえしていると、何も思わない。自然に十分に、力はいつの間にか入って、逆にい…
良き友を持つ 世の中には、よく刻苦勉励する人のみが、終に、芸術最高の妙境に入り、幽玄絶妙の奥堂に至るものです。しかしその努力が、一時的で、間歇的であってはならぬのです。 しかしながら、私どものごとき凡…
子供の耳 子供の物の聞き方こそは、そのままほんとうの物の聞き方である。舌切り雀も桃太郎もただそのままに、真実の話だと信じ切って聞く。ここに正直な、聡明なよい日本国民が出来上がるのである。 我情をさし挟…
あいさつの心 朝のあいさつ、これがちょっとてれくさいようなことではありますが、何も骨折ることでもなし、時間や金銭がかかることでもない。すれば、すぐに明日からでもできることなのです。ここにかえって人間生…