悪銭は苦しみの素|8月23日のことです。
Release: 2018/08/23 Update: 2018/08/23
悪銭は苦しみの素
たとえばここに、法をくぐって私利を得たとする、その時は得をしたように思う。そうした利益は、その人を幸福にしたように笑みかける。しかしやがては、きばをむき出してその人に反抗し、その人を苦しめる。もし法をくらまして金銭・財物を得たとする。そんな金は、身につかないだけでなく、身をもち崩し、己を苦しめる用にしかたない。その家にのこらないだけでなく、多くの友達の金まで引き連れて出て行ってします。
古いようだが。「天網かいかい疎にして漏らさず」と、よく言った言葉である。
8月23日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
そんなに体験したわけではありませんがギャンブルなどで一刻儲かったとしても残ることはありませんね。
世の中を見ていても、法にふれるとか道徳的に問題のあるものは必ずほころびが見えてメディアを騒がしているように思います。
逆をいえば、それ以外のお金は残るということでしょうね。
払うべきものは払い、貰うべきものはもらう。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
霊(たましい)の教育 ほんとうの民主教育は、個々人の自覚にたつ。 個人の自覚は、たましいの目覚めをよそにしては得られない。 技能の教育は学校ででもできよう。しかし、霊の教育は、我が国の今日の学校では断…
窮すれば通ず 事業の上でも経済の上でも、その他奇禍にあった場合でも、恐れ、憂え、怒り、急ぎ等々の私情雑念をさっぱりと捨てて、運を天に任せる明朗闊達な心境に達した時、必ず危難をのがれることが出来る。 見…
創業の精神を貫く 創業の精神はあくまでかえてはならないのです。 といっても毎年毎月、同じことするのは間違いであります。自由闊達に端倪すべからざる営業ぶりをせねばなりません。働きぶりから、配置をけること…
耳の観景 わび茶の道は、味覚の世界だとばかり考えたら甚だ浅い。釜のにえ音に、夜雨を聞き、松籟(しょうえん)を聞き、露地に滴(したた)る打水の音、軒端の梢(こずえ)をわたる風の声、さては、静寂の極まりに…
今こそ無二の時 人の自覚の第一歩は、今いる所をもっとも良いところだとし、今の時間をもっともよい無二の時だというところに始まる。 人生は一本勝負である。やりなおしが出来ぬ。 今をきらい、おそれる者は、人…