五穀は種の美なるものなり|9月4日のことです
Release: 2018/09/04 Update: 2018/09/04
五穀は種の美なるものなり
五穀は種の美なるものなり。(告子上十九章)
ごこくはたねのびなるものあり。(こくしかみじゅうきゅうしょう)
【訳】
五穀(稲・黍・粟・麦・豆等、人が常食とする主要な穀物)は最も上等なおいしいものである。
〇松陰は、「人の本性はあらゆる生物の中で最も善なるものである。孔子・孟子の教えはあらゆる学問の中で、もっとも善なるものである。最善の本性で最善の学問を学ぶことは、善の中でも善である」と記している。
9月4日、孟子一日一言の言葉です。
人がもともともっているものは善。
もともとは善だというの心というのは。
薄っぺらな情報だけでいいとか悪いとかをすぐに判断していきますね。
顔色や言葉に出さずに客観的にならなければなりませんね。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
過小・大 凱風は親の過小なるものなり。小弁は親の過大なるものなり。(告子第三章) がいふうはおやのあやまちしょうなるものなり。しょうばんはおやのあやまちだいなるものなり。(こくししもさんしょう) 【訳…
巧ならしむること能はず 梓匠輪輿は能く人に規矩を与ふるも、人をして巧ならしむること能はず。(尽心下五章) ししょうりんよはよくひとにきくをあたうるも、ひとをしてたくみならしむることあたわず。(じんしん…
君子は命と謂はざるなり仁の父子に於けるや、義の君臣に於けるや、礼の賓主に於けるや、智の賢者に於けるや、聖の天道に於けるや、智の賢者に於けるや、聖の天道に於けるや、命なれども、性あり。君子の命と謂はざる…
天下を服す 善を以て人を服する者は、未だ能く人を服するものにあらざるなり。善を以て人を養ひて、然る後に能く天下を服す。天下心服せずして王たる者は未だ之れあらざるなり。(離婁下十六章) ぜんをもってひと…
水を澄ますのは水 よい香をかげば、心は朗らかになり、曇天には、頭が重い。よい家に住むと、こせこせしなくなる。 物質が心に及ぼす影響は肉体に及ぶが、物は或るところ迄行くと、何の効力をも持たない。 もし”…