覚悟と鍛錬|1月4日の武士道的一日一言
Release: 2018/01/04 Update: 2019/01/12
正平三年(西暦一三四八年)の今日は、私が武士道のかがみと仰ぐ若武者、楠正行(まさつら)が四條畷の戦いで奮戦し、かねてから思いさだめていた最後を迎えた日である。
一度決心した以上は、命を投げ出す覚悟のあるのは当然だが、これは自暴自棄とはちがう。正行は日ごろからここがけて身心を鍛え、それを主人にささげたのだ。
かへらじとかねて思へば梓弓
なき数に入る名をぞとどむる(楠正行)
南北朝時代の武将(1326?~48)楠正成の長男
武士道的 一日一言 新渡戸稲造
この武士道的、一日一言は大正4年の初版が刊行されたというのまたすごい思います。
それがキンドルの電子書籍として発売されている。
私は最近、電子書籍が以外と好きなのですがどこでもちょっと読めるのが素敵なんです。
とくに一日一言形式のものはすぐに読めるので大変重宝します。
せっかくだからよい言葉を覚えたいと思いますがなかなか難しいものです。
あちこちに気がいってしまいます。
へんてこな感想の場合もあると思いますがどうぞ温かい目でみてください。
更新することが目的です(笑)
関連コンテンツ
西伯は善く老を養う者なり 伯夷、紂を避けて北海の浜に居り、文王作興すと聞きて曰く、「盍ぞ帰せざらんや。吾れ聞く西伯は善く老を養ふ者なり」と。(尽心上二十二章) はくい、ちゅうをさけてほっかいのほとりに…
或る青年が、採用試験を通らなかったというので、何か心得はないか、ということであった。私は受験の心得を一通り話した後、「一日一回、今までしないことを毎日実行しつづけるがよい」と申した。 青年は、直ちに実…
人の話は一番前で聞け 念のために、ついでにちょっと申しておきますが、人の話を聞くときは、後の方で聞くと、どうしても批判的になりやすいのです。(中略)これに反して、一番前の席で聞くのは信受の態度です。そ…
君子の徳は風なり 上、好む者あれば、下、必ずこれより甚しき者あり。君子の徳は風なり、小人の徳は草なり、草は之れに風を尚ふれば必ず偃す。(滕文公上首章) かみ、このむものあれば、しも、かならずこれよりは…
吾れ夏を用って夷を変ぜる者を聞けるも、未だ夷を変ぜらるる者を聞かざるなり。(滕文公上第四章) われかをもっていをへんずるものをきけるも、いまだいをへんぜらるるものをきかざるなり。(とうぶんこうかみよん…