全てが現われる|10月16日のことです。
Release: 2018/10/16 Update: 2018/10/16
全てが現われる
私はこの頃、おもしろいことに気がつきました。「人はどのように飾っていても、隠しても、いばっても、謙遜しても、常にその時その場に心境全部をさらけ出している」というこであります。
一口言葉を出せば、もうそれでわかる。一字文字を書けば、わかる。玄関でくるをぬぐ、そのしぐさにその人の一切が出ている。ましてその人の作ったもの・書いたもの、料理、裁縫、選択、耕作、生産・・・歩み、動作、一顰一笑、それらにことごとく、その人柄が、全人格がありありと現れているということであります。
10月16日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
その時の心は様子はいろんなことに現れる。
それはまさしくそうだと思います。
機械と何時間も向き合ってうまくいかない。そんな時はやはりイライラしている時です。
日曜日に十時間かかっても解決できないことが、昨日は二時間で片付いた。
こんなこともあります。
やってやって考えていく。
日々勉強と少し間を開けることを実感した一日でした。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
毎日実行する 或る青年が、採用試験を通らなかったというので、何か心得はないか、ということであった。私は受験の心得を一通り話した後、「一日一回、今までしないことを毎日実行しつづけるがよい」と申した。 青…
耳の観景 わび茶の道は、味覚の世界だとばかり考えたら甚だ浅い。釜のにえ音に、夜雨を聞き、松籟(しょうえん)を聞き、露地に滴(したた)る打水の音、軒端の梢(こずえ)をわたる風の声、さては、静寂の極まりに…
在るがままに在る それ自体を観るとき、実は無比の存在である、無限の実在である。ただ在るがままに在る己であり、成るがままにかく成れる今である。過不及なく、不平不等なく、不可不実もない、ただかく在る。時空…
命をかけて働く これまでは、つまらぬらく隅に頭を突っ込んで迷っていた、職場が小さい、俸給が少ないと。朝の出勤がいやであり、生活に気がぬけ、肉体に筋がなくなった。 気がついてみると、今、私の全生命は、こ…
幸福の正道 人間、幸福のただ一つの正道は、家庭の人々を喜ばせ、職場の人々を喜ばせ、社会を喜ばせ、すべての物を喜ばせる生活である。 そしてこれが、最も楽しい、また行きづまりのない無限の幸福な生活である。…