君子の性ー仁義礼智、心に根ざす|10月26日のことです。
君子の性ー仁義礼智、心に根ざす
君子の性とする所は大いに行はると雖も加へず、窮居すと雖も損せず、分定まるが故なり。君子の性とする所は仁義礼智、心に根ざす。(尽心上二十一章)
くんしのせいとするところはおおいにおこなわるといえどもくわえず、きゅうきょすろいえどもそんせず、ぶんさだまるがゆえなり。くんしのせいとするところはじんぎれち、ここにねざす。(じんしんかみにじゅういちしょう)
【訳】
心ある立派な人が本性とするものは、たとえ自分の道が天下に行われたとしても、少しも増やすものではなく、不遇で困窮を極めたとしても少しも減るものでもない。なぜなら、君子が天から受けた本性は、その分量が最初から決まっているからである。君子の本性とは、仁義礼智の四徳であり、これは人間の心に深く根ざしたものである。
10月26日、孟子一日一言の言葉です。
人間の心のなかに深く根ざしている。
そういう精神を持っているんですがひっぱり出すことはなかなか難しいですね。
通常の状態ではなかなか表面に出ないものでもあります。
常に緊張感をもって仕事をしなければなりませんね。
仁義礼智の精神はもともともっていて分量もきまってるんですから。
今日も一日がんばります。