奇跡とは|11月21日のことです。
Release: 2018/11/21 Update: 2018/11/21
奇跡とは
人が真心をうちこめて進んで喜んで全力を傾けた時、ことに純情の人が高い目的のために心を一つにして命がけの働きを集めた時、思いもよらぬケタはずれの見事な結果が現われる。これを、人間は「奇跡」という。
真面目な人は聖人か特別な能力の者だけができるものとし、不正直な者は、そんなことは無いとバカにしてしまうが、どちらも間違っている。
奇跡とは、人の真の働きが常人のなしえない異常の結果を現わした事に名づけたものにほかならぬ。
11月21日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
難しい言葉ですが、わかる気がします。
ただ何となく奇跡が起こることはないのはだれでもわかります。
日々の行いなどや努力により奇跡は起こる。
そんな奇跡が起こっても勘違いすると日産の人のようになってしまう。
俺が俺がの我を捨てて、おかげおかげのげで生きる。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
よきお客ぶり 「引き上げぶり」、これは出発にもまして大切なことである。 演説などが、最初の第一声が大切である以上、最後のむすびが肝要である。 噺家などは、出てくる第一声はたいして苦労しない。しかし最後…
はたらきと遊び はたらきも、気持ちよくやっておればこれほど愉快なものはなく、はたらき自身が遊びとなる。 昔の人が、「芸に遊ぶ」といったのは、この境地をさしたのであろう。 そう見てくると、はたらきと遊び…
子供は親そのままである。顔形から、身ぶりから、言語の言いぶりから、くせに到るまで・・。 だから子供の手が負えぬ、悪くて困るという時、その原因はことごとく両親にあると知って、自分を改め、夫婦が明朗愛和に…
耳の観景 わび茶の道は、味覚の世界だとばかり考えたら甚だ浅い。釜のにえ音に、夜雨を聞き、松籟(しょうえん)を聞き、露地に滴(したた)る打水の音、軒端の梢(こずえ)をわたる風の声、さては、静寂の極まりに…
書は心画 書は心画です。心の絵であり、心操の投影です。書道は、書を上手に書くようになろうというのでなくして、書という形象を一つの容器として、その書を紙の上に書いて、そこにあらわれている我が心を直してい…