心を変える|12月6日のことです。
Release: 2018/12/06 Update: 2018/12/06
心を変える
物そのものを変え、相手の人を改めるとういことは、容易ではない。
ことに天候気候は、これを変えるということはできぬ。
「どうすることもできぬ」ということがわかれば、我が心を変えるよりほか道がない。
しかも我が心を変えること、これほど容易なことはない。
人間ほど愚かな者はない。できやすいことはせずに、難しい道を無理に歩む。すぐに変わることは変えようとせず、変わらぬことを変えようとする。
12月6日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
そのとおりだと思いますね。
人を変えることなど出来ないのに変えよう変わってほしいと願う。
とんでもないことですね。
そういう感情を抱かない自分ができればいい。
しかし、簡単そうで簡単でない。
たばこがやめられない人のようなものです。
決めて貫く精神力が必要ですね。人間は弱い。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
一日の一秒の集積 日の吉凶というような、迷信かかわる人は気の毒である。宝がころげこんでも、今日は日が悪いと、これを見すてるであろうか。災悪がふりかかっても、今日は吉か凶かと、運勢暦をめくって、ぼつぼつ…
できるまで止めぬ すべて、一度はじめたことは、ひといきに、一気呵成に、やりとおすのが、成功の最短距離である。 しかし、そんな気短にいかぬことがある。そのときは一歩また一歩、山を登るように、急がず、たゆ…
上達の道 書道をはじめたほどの方であったら、早く上手になりたいと願わない人は一人もありますまい。 そして上達したいと念願する人は、導く師が上手にしてくれるのだ、と思っておられる方が大部分ではないでしょ…
希望に満ちた人生 耳にあるものは聞け、目にある者は見よ。偉大なる舞台を、天然のバックを、日月星の照明を、花鳥の彩色を、風浪の奏楽を、その主役の妙技を、助演者の活芸を・・・。 何という神の演劇、いったい…
清愛 私は、実は修学のため遠く遊んで、母の死にあっていない。 ことあって独居沈思の永い閑居を得たとき、これまで父母に対して重ねた不孝、自ずからにして胸つぶれ、涙さん然として止めがたい。ただ壁に向かって…