善を為さば|1月30日のことです。
Release: 2019/01/31 Update: 2019/01/31
善を為さば
苟も善を為さば、後世子孫必ず王者あらん。(梁恵王下十四章)
いやしくもぜんをなさば、こうせいしそんかならずおうじゃあらん。(りょうのけいおうしもじゅうよんしょう)
【訳】
善政を行えば、後世、子孫の中から必ず王者が誕生するでしょう。
1月30日の孟子一日一言の言葉です。
今の時代が善政かということは実際今はわからないものです。
悪政はすぐわかるのですが。
自分に置き換えてみると心から善であれば、将来に子供、孫などにいいことがある。
いい行いは今どこかに反映しなくても将来に影響を及ぼすかもしれないということでしょうね。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
王者の師 王者起こるあらば必ず来りて法を取らん。是れ王者の師たるなり。(滕文公上三章) おうじゃおこるあらばかならずきたりてほうをとらん。これおうじゃのしたるなり。(とうのぶんこうかみさんしょう) 【…
悪む所は施すことなきのみ 欲する所は之れを与へ之を聚め、悪む所は施すことなきのみ。(離婁上九章) ほっするところはこれをあたえこれをあつめ、にくむところはほどこすことなきのみ。(りろうかみきゅうしょう…
堯舜の道は孝弟のみ 堯舜の道は孝弟のみ(告子下二章) ぎょうしゅんのみちはこうていのみ。(こくししもにしょう) 【訳】 堯や舜の道をいえば(いかにも難しく聞こえるが)孝と弟、すなわち父母に孝行をつくし…
仁義礼智―得・失 仁義礼智は外より我れを鑠るに非ざるなり。我れ固より之れを有するなり、思はざるのみ。故に曰く、求むれば則ち之れを得、舎つれば則ち之れを失ふと。(告子上六章) 【訳】 仁義礼智という四つ…
己れを枉げて 吾れ未だ己れを枉げて人を正す者を聞かざるなり。況や己れを辱しめて以て天下を正す者をや。(万章上七章) われいまだおのれをまげてひとをただすものきかざるなり。きょうやおのれをはずかしめても…