故家・遺俗・流風・善政|2月3日のことです。
Release: 2019/02/03 Update: 2019/02/03
故家・遺俗・流風・善政
故家・遺俗・流風・善政。(公孫丑上首章)
こか・いぞく・りゅうふう・ぜんせい(こうそんいかみしゅしょう)
【訳】
昔から忠義を尽くしてきた旧家、後世に残したよき風俗、代々に伝わる美風、よき政治。
〇松陰は、「国家がよく治まり、永続するのは、領土が広いからではなく、民が多いからでもない。ただ、この四つの力である。だから、国家の頼みとすべきは、この四つに勝るものはない」と記している。
2月3日、孟子一日一言の言葉です。
企業に例えるとどうでしょう。
長く働く社員、よい人間関係のよい社風、正しい商い。
長く続く会社には理由があります。
もっとも社会貢献になるということは長く続くことのような気もしますね。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
故に兵を知る者は、動いて迷わず、挙げて窮せず。(地形) 故知兵者、動而不迷、拳而不窮。 「だからいくさのことをよく知っている者(すなわちいくさ上手)は、味方、敵、地形を三つ完全に把握しているので、一度…
死後に名が残る人 死後にその名が残るということは、その人の精神が残るということです。では一体どういう人が死後にもその名が残るかといいますと、生前国のために尽くす心が深くて、死んでも死に切れないとうい思…
弾力のある人間になる 諸君も今から気をつけて、弾力のある人間にならねば駄目です。ところで弾力のある人間になる最初の着手点は、何と言ってもまず読書でしょう。ですから、若いうちから努めて良書を読むことです…
信念の力 人の世の交わりの本は「信ずる」ことであり、事をなすの根本の力は信念である。 決心の強いか弱いかによって、仕事の成否がきまるが、決心ということは、今までなかった事を、こうしようと信念を定めるこ…
教へて改めずして而る後に 子、以為へらく、王者作るあらば将に今の諸侯に比ねて之れを誅せんとするか。其れ之れを教へて改めずして而る後に之れを誅せんとするか。(万章下四章) し、おもえらく、おうじゃおこる…