志は気の師なり|2月8日のことです。
Release: 2019/02/09 Update: 2019/02/09
志は気の師なり
夫れ志は気の師なり、気は体の充なり。夫れ志いたれば気次ぐ。(公孫丑上二章)
それこころざしはきのすいなり、きはからだのじゅうなり。それこころざしいたればきつぐ。(こうそんいかみにしょう)
【訳】
気は気力を左右するものである。また、気力は肉体に充ちるものである。だから、志がしっかりと確立すれば、気力はそれに従ってくるものである。
〇松陰は、「学問の上で大いに忌むべきことは、やったりやらなかったりである。やったりやらなかったりでは、物事が成就することはない。束の間もこの志をいい加減にしないことを、その志を持するという」と記している。
2月8日、孟子一日一言の言葉です。
まず強い志を持つ。
いつの時代の目標設定が大切だという証明ですね。
志は目標ともいえると思います。または夢。
こうなりたいと強く思う。
でも自分だけのことではこれまた難しい。
常に志を忘れずに続けることは大事なんですね。
今日も一日がんばります。
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