浩然の気|2月9日のことです。
浩然の気
我れ善く吾が浩然の気を養ふ。(中略)其の気たるや至大至剛、直を以て養ひて害することなければ、則ち天地の間に塞がる。(公孫丑上二章)
われよくわがこうぜんのきをやしなう。(中略)そのきたるやしだいしごう、ちょくをもってやしないてがいすることなければ、すなわちてんちのあいだにふさがる。(こうそんいかみにしょう)
【訳】
私は浩然の気をよく養っている。(中略)この気は、この上もなく大きく、この上もなく強いものである。正しいやり方でこれを養い、害することがなければ、天地間に充実するほどにもなる。
〇松陰は、「浩然の気は本来天地間に満ち溢れており、人はそれを得て自分の気としている。私心を除けば、この気は更に至大となり、天地の気と一体になる」と記している。
2月9日、孟子一日一言の言葉です。
おおらかで生き生きとした気力。
浩然の気とは辞書にこう書かれています。
私心を除くことは世のため人のためにつかう気持ちになるということでしょうか。
浩然の気をもつ人間になりたいものです。
己の欲がいかに恐ろしいものか、抑制するためには日々の精進が必要です。
やっぱ早起きしなくちゃわがまま心が出ちゃいますね。
明日も一日がんばります。