金銭を生かす道|3月13日のことです。
Release: 2019/03/13 Update: 2019/03/13
金銭を生かす道
金銭は、流通する性質をもっています。二倍の速さで動けば、分量は半分で足りるわけです。金銭を生かすとは、なるべくはやくこれをまわすことです。支払いの金は、一刻もはやく払わねばならぬ。いつも金庫がからになってるということは一面貧乏人のようですが、胃の中が食べたもの全部消化してあとに一物も残さないように、極めて健康な状態であります。
これは、休んでいる金がないということですから、家の中に一人の休む人がいないと同じように、一銭一厘までよく働いているとうことであります。
3月13日、丸山敏雄一日一話(幸せになるための366話)の言葉です。
そう考えると少し足りないくらいがちょうどいいのでしょうかね。
問題はしっかりその動きをつかんでいるかどうかということでしょうか。
動きが早くなってどこにいったかわからないというのでは問題ですね。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
一道をひらく 一道をひらくということは、それによって自分自身が救われると共に、さらに後に来る同じ道をたどる人々に対して、その行く手を照らすという意味がなければならぬと思うのです。 すなわち…
唯だ理に当たるのみ 尹氏曰く、言ふこころは君子の辞受取予は唯だ理に当たるのみと。(公孫丑下三章) 【訳】 尹氏がいっている。「(孟子が)いいたいことは、心ある立派な人が他者から物を受け取るかの基準は、…
辞(ことば)卑(ひく)くして備えを益すは、進まんとするなり。辞強くして進駆(しんく)するは、退かんとするなり。(行軍) 辞卑而益備者、進也、辞強而進駆者、退也。 「敵の軍使が口ではへりくだったことをい…
偉大さをつくる素材 人間の偉さというものは、大体二つの要素から成り立つと思うのです。すなわち一つは、豊富にして偉大な情熱であり、次には、かかる豊富にして偉大な情熱を、徹頭徹尾浄化せずんば已まぬという根…
瞬間に生きる 今日の事は必ず今日のうちにしてしまう。これを続けていると、瞬間瞬間がことごとく働きである。何もしない時がない。それで、その時以外に時がない。ただ瞬間に生きている、それで永遠に生きている。…