庠序学校|3月13日のことです。
Release: 2019/03/13 Update: 2019/03/13
庠序学校
庠序学校を設け為して以て之を教ふ。(中略)学は則ち三代之れを共にす。皆人倫を明らかにする所以なり。人倫上に明らかにして、小民下に親しむ。(滕文公上三章)
しょうじょがっこうをもうけなしてもってこれをおしう。(ちゅうりゃく)がくすなわちさんだいこれをともにす。みなじんりんをあきらかにするゆえんなり。じんりんかみにあきらかにして、しょうみんしもにしたしむ。(とうぶんこうかみさんしょう)
【訳】
庠序学校を設けて、人民を教えなければならない。いずれも人の道を教えるところであった。このように、上に立つ者が人の道を明らかにして、教えて導けば、下々の人民は皆感化され、互いに親しみ、むつみ合うようになる。
3月13日、孟子一日一言、今日の言葉です。
政治や経営など人の上に立つ人はやはり徳を持たなければなりませんね。
人に伝えるアウトプットによってまた自分も学んでいく。
一番頭に入る方法はアウトプットなんだと思います。
愚直に実直に学びを伝える。
その時やっぱり回りくどくない伝え方をしたいと思います。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
教誨するを屑しとせざることも 教えも亦術多し。予れ之れを教誨するを屑しとせざることも、是れ亦之れを教誨するのみ。(告子下末章) おしえもまたじゅつおおし。われこれをきょうかいするをいざぎよしとせざるこ…
心を専らにし志を致さざれば 今夫れ弈の数たる少数なれども、心を専らにし志を致さざれば、則ち得ざるなり。(告子上九章) 【訳】 今、あの囲碁の技術などというものは実につまらない技ではあるが、心を専一にし…
養ふ所以のものと知る 拱把の桐梓は人苟も之れを生(長)ぜんと欲すれば、皆之れを養ふ所以のものと知る。(告子上十三章) きょうはのどうしはひといやしくもこれをしょうぜんとほっすれば、みなこれをやしなうゆ…
君子の徳は風なり 上、好む者あれば、下、必ずこれより甚しき者あり。君子の徳は風なり。小人の徳は草なり、草は之れに風を尚ふれば必ず偃す。(滕文公上二章) かみ、このむものあれば、しも、かならずこれよりは…
尹氏曰く、言ふこころは君子の辞受取予は唯だ理に当たるのみと。(公孫丑下三章) 【訳】 尹氏がいっている。「(孟子が)いいたいことは、心ある立派な人が他者から物を受け取るかの基準は、それが道理にかなって…