三年の外|3月25日のことです。
Release: 2019/03/25 Update: 2019/03/25
三年の外
孔子没するや、三年の外、門人任を治めて帰らんとす。(滕文公上第四章)
こうしぼっするや、さんねんののち、もんじんにんをおさめてかえらんとす。(とうぶんこうかみだいよんしょう)
【訳】
孔子が亡くなられた時には、門人たちは三年間、心の中で喪に服し、それからそれぞれが荷物をまとめてふるさとへ帰ろうとした。
〇松陰は、孔子と門人たちの師弟関係を称賛し、一転して、当時の我が国の師弟関係を「師道敗壊(壊れ崩れている)と断じている。そして「師道を興そうとするのであれば、簡単な気持ちで人の師となるべきではなく、人を師とするべきではない。本当に教えるべきことがあって初めて師となり、また、本当に学ぶことがあって初めて師とするべきである」と記している。
孟子一日一言、3月25日の言葉です。
簡単に人に教えている人。簡単に人から教わる人。
アウトプットは大事ですが共に学ぶことが大事なんだと思います。
教える人の一番のいいところは自分が一番身になるということです。
教わる人も自分の中だけにしまっておいてはいけませんね。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
斥沢(せきたく)を絶(わた)れば、惟亟(すみやか)やかに去りて留まること無かれ。若し軍を斥沢の中に交うれば、(行軍) 絶斥沢、惟亟去無留。若交軍於斥澤之中、(必依水草、而背衆樹、此處斥沢之軍也。) 「…
ものの命を生かす 時計ができあがると、一つの命を持ちます。使う人がそのつもりで使わなくてはならないのです。 自分の周囲にあるものすべて、工人農人のまごころによってつくられたものと思って、そのものの生命…
正常心 動物は、本能によって、異常な働きをする。暗夜に物につき当らぬ。渡り鳥が、その方向を間違えぬ。 人は、そもそもそうした本心を持っているのであるが、我がままに堕して、そうした能力を失ってしまった。…
教育の眼目 教育の眼目ーーー相手の心に火をつけて、その全人格を導くということ。【36】 #修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新 教育がすべてなんでしょうね~。 春…
兵怒りて相迎え、久しくして合せず、又相去らざるは、必ず謹みてこれを察せよ。(行軍) 兵怒而相迎、久而不合、又不相去、必謹察之。 「敵軍が怒りにたけって攻め寄せて来ながら、これを迎え撃つと、あまり戦意が…