柳は緑、花は紅|5月10日のことです。
Release: 2019/05/10 Update: 2019/05/10
柳は緑、花は紅
お堀端に、柳の糸が春風に吹かれて、薄緑の若芽をしなやかに波打たせる。花屋のウインドーには、真赤なガーベラの花が束ねられて、花瓶にさしてある。「柳は緑、花は紅」
もともと物そのものは、美しいでも、やさしいのでもない、かわいそうなものでも、汚いのでもない。ただそうした形、そうした色、匂いを持っているだけである。
これを何とか思うのは人間の心の動きようで、その人その人のもの、人によって変わるもの。不足不満は物そのものにあるのない人にあり人の心にある。
丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、5月10日の言葉です。
物に罪はありませんね。
感じる人の心が問題であってその時々でいろいろかわります。
病気の人が見る景色と健康の人が見る景色の感じ方は当然違いますしね。
感じる心を磨かねければなりませんね
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
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